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64年前の記憶

「桜散る、散るもつもるも三春乃一座」は64年前の横浜を舞台にしたお芝居です。
いよいよ戦時の空気が濃くなってきた昭和20年5月、それでも芝居をやりたい大衆演劇一座の役者たちと、特高に追われる演劇青年、高等女学校の先生と生徒、お芝居好きな近所のおばさんとおばさんのひきとった娘さん。
演劇青年は一座の芝居にダメだしを繰りかえすものの、それは座長の大ファンだからということが明らかになります。
すったもんだの末、一座+αは国定忠治をスタニフラフスキーシステムで上演することに。
しかし上映予定日の前日5月29日、町は大空襲に襲われて…というおはなし。
こんなときだからこそ、世の中には美しいものが必要だという言葉がすべての仕事に通じるなと思いました。

大空襲では当時の横浜市のほぼ全域が焼けたといいます。古い建物がどんどん立て替えられる横浜ですが、それでも戦時中の記憶はそこかしこにかすかに残っている気がします。

のんびりと散歩するレッサーパンダさん
zoorasia 192.jpg
by 魔めたん
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