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ユニバーサル技能五輪に行ったよ [イベントレポと感想文report&review]

ペンタと一緒に技能五輪国際大会に見学に行きました。

10:20過ぎ三島駅に着いたところ、係員さんからは「ただいまシャトルバス一時間待ちです」と申し訳なさそうな声。たしかにバス乗り場を見るとすごい人の列ですが、土地勘がないためここはバスを待つことにしました。周りの人たちの「混んでるね~」というおしゃべりを聞きつつ待っていましたが、11:30過ぎにあった「皇太子殿下がいらっしゃっているので交通規制で道が混んでいます」というアナウンスをきっかけにちらほらと歩き出す人々が居て、ついて行けばうーたんたちも道に迷わずに済みそう、と思って歩くことにしました。坂の上り下りもなく30分ちょっと歩いたところで会場の沼津市門池地区に到着し、まずは沼津高専内の"家具""建具""大工"などの競技を見学しました。

家具の日本代表選手さんの作業風景です

建具の継ぎ目の加工

大工さんの課題。細かいなあ

参加の選手は22歳(競技によっては25歳)以下の若い職人さんたちで、たったの4日間で課題を作り上げます。ずらっと並んだたくさんの工具に囲まれて、みなさん一心に作業しています。家具の仕上げ用とおぼしき鉋の刃はとっても小さくてびっくり。建具職人さんはいろいろな大きさのノミで穴を開けたり、飾りを作ったり、加工を施していきます。
家具の課題はキャビネット作り

以前セルギーとwoollytailが見に行った手考会の作品展はノミや鉋などなるべく近代以前の道具で仕上げをしよう、というものでしたが、この大会では工業製品としての完成度を競おうというもののようで、電動やすりのかけ方や金具の取り付け方も採点対象になっています。

沼津高専ではオープンキャンパスも開催されていて、あの世界一の癒し系ロボット、パロに会いました。撫でると反応して閉じるおめめがかわいいの。
並んでポーズ

メイン会場のほうに行くと、すごい人だかり。社会科見学の中学生がたくさん来ていました。プラスチック用金型製作をする"抜き型競技"は1000分の1ミリを争う競技のため、会場には張り詰めた空気が漂っていました。
食べ物のワゴンも大行列なところへ、いい匂いが漂ってきたのは"洋菓子製造""レストランサービス"などをやっているホールからです。うーたんなんだかお腹すいちゃった。
パンの審査中

個性的なフィンランド代表のお菓子細工

会場となっている公園内には"沼津のおもてなし広場"があって軽食の屋台が並んでいました。また一枚目の写真でペンタのバックに写っている看板をはじめ、お花の装飾がたくさんあってとってもきれいでした。ボランティアの皆さんが育てたんだって。
日本の技を紹介するホールで発見した見事なモニュメント。隈研吾さん監修による日本建築専門学校の生徒さんの作品です。神社の軒下みたいになっているの。

うーたんの大好きな和菓子の技を紹介するコーナー。職人さんはヒョイヒョイと仕上げていきます。川根のおいし~いお茶と一緒に食べたいなあ。

帰りのシャトルバスもすごく並んでいたけれど、こちらは待ち時間30分ほどで乗ることができました。行く予定の方で足腰に支障のない人は歩いていくのがお勧めです。

※技能五輪国際大会は競技が18日まで、会場までは沼津、三島両駅からシャトルバスの運行があります。静岡ではアビリンピックも開催中です。

by うーたん


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HAIRA

フィンランドのお菓子細工も和菓子も
色鮮やかで、とってもステキですね~。
食べるのがもったいな~い(*^ω)
でも、目の前にあったら・・・
たぶん食べちゃうんですけど~^^;
by HAIRA (2007-11-25 14:59) 

woollytail

HAIRAさま
若き職人さんたちと、それを夢中で見ている小中学生(うーたんもそうです)が印象的でした。お菓子や料理のホールは大人気でした。
by woollytail (2007-11-25 21:24) 

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